アイドルのライブで関係者として入ったらファンに殺されかけた話

まあ前述したとおり本店オタだけど栄のライブに関係者として入った
本店ライブは勿論、普通にチケ買って入ってる。まあ最近は当たらないけどな。

で、俺は今は東京住みなんだけど名古屋付近に住んでた時代の友達が今の栄のメンバー
そのメンバーに俺が今度名古屋行くから前となんか変わった所とかオススメない？って聞いたら
今度ライブやるから来てよ！ってなって誘われて行った

それで当日。
詳しい順序は言えないけど裏口の方から入って関係者席に座った
関係者席には家族っぽい人がいっぱいいて、俺気まずさの極み。
とりあえずずっと姿勢よく座っておいた

俺はMIXとか打たないで静観するタイプっていうのもあるかもしれないけど。
まあ周りに家族っぽい人がいる中MIXなんて打てないけど。

まあ久々に生でそいつのことを見たけど、まあ本店オタとはいえ
栄も少々かじってるからそいつの活躍は画面越しには拝見済みだから久しぶり感は無かった

それでさーて帰るかケツ痛いって思ってたらいきなり関係者席で話しかけられた。
その相手は、その誘ってきたメンバーのお母さんと娘さん。
「あれ？○○くんだよね？」って始まり久しぶりの世間話を席でしてた。
周りではメンバーの母親同士色々と話してる雰囲気。たぶん娘がお世話になってますとかそういう類だな。

それで久しぶりの再開を親御さんを先に済ませた所でようやく帰ることにした。
一瞬だけ楽屋とか入れるのかなって思ったけど４８Gは家族の楽屋入りは厳しいらしい。

それで会場内のトイレ（関係者）でメールを打つ。
「今日のライブ良かったよー。まあ◎◎（俺の推し）ほど可愛くは無かったけど
すごい良いグループだと思った。お前のユニットも良かった」
って送信。

その後うんこをして、通路を通って会場外に出ようとした。

まあ運営もメンのプライベートまでは関与しないのかね

それで関係者席の人ってシールをつけるんだよ。バッグでもどこでもいいんだけど。
俺はそのシールを剥がし忘れていてオタの人混みの中のんきに歩いてた。

途中からオタがこっちチラチラ見てきてなんか気になるなーって思ってたらカバンにシールを張りっぱなしで戦慄した。

俺、どうしようかと焦りとりあえず逆走。
来た通路を戻ってる最中にスタッフに会って一安心。
しかも偶然にも案内してくれたスタッフでマジで安堵。

そして出口付近。
さっきより人は少ないがやはり混雑している。

そこであいつからメールが帰ってくる。
「本当に来てくれてありがとう！◎◎さんには敵わないよ。けどいつか超えてみせるんだから（笑）
もし暇だったら夜に△△（娘さん）達とご飯食べるけどこなーい？ステージから顔見えなかったから久しぶりに顔も見たいし！」

っていうメールを会場周辺で立ち止まって見てたんだよ。
それが不幸の始まりだった

「頑張れよ応援してるからなー。
夜かー、新幹線の時間までなら顔出せるけどそれでも平気ならおじゃましようかな」
と、返信。

そのメンの家族とは昔から一緒にご飯食べたりしてて
もう一つの家族みたいな感覚だったから別に緊張とかはないけどさっき親御さんと話したからちょっと違和感。

ちょっとして返信が来る。
「もうそろそろミーティングで返信できないからさ、△△のメアド教えるから時間とか聞いておいてよー！」
ってメアドと共に来た。誘ってきて無責任だなコイツって思ったけど目をつぶろう。

それで娘さんにこうこうこうで誘われたのでお邪魔しても平気かなー？ってメールしたら
しばらくして大丈夫だよ！今何処にいるー？って来た

それで、その「大丈夫だよ！今何処にいるー？」ってメールをだな。
見られたんだｗｗｗｗ横のオタにｗｗｗｗｗ

詳しく書こう。
俺は最初立ちっぱで見てて、あー足痛いなってなり、その辺に腰掛けて見てた。
よく４８Gの会場って座り込んでたり壁によりかかってる奴いるじゃん？あんな感じでその中にいた。
そしたら隣のおっさんオタがメール見てて、目があった。

３０～４０くらいのオタな
おっさん。
その奥の方に３人ほどオタ達が。

側近のオタに「君、どういう人？」って言われた。これ凄い印象に残ってる
どういう人ってどういう意味だよって思ったけどガチで焦ってた。俺。

「え？どういうことですか？」ってとりあえず返答

怖い怖いこの人怖いよって思った
外見はそんなに怖くないし普通のおっさんだけど目がガチだった

オッサンオタ「さっきも気になってたんだけどさー、君関係者？」
俺「んー？関係者っていうかんー…」

俺、動揺を隠せない

オッサンオタ「っていうか関係者だよね。さっきもシール付けてたし。あれは自慢？」

あ、もう誤魔化し効かないなって思って

俺「いえいえ全然違いますよ本当に剥がし忘れました」
オッサンオタ「へえ…、でさ、メールしてんじゃねえよ」

怖い。マジで怖い。
目が本当にヤバかった

悲しいが分かるぜおっさん…

オッサンオタ２「何してるのー」
オッサンオタ「こいつメンバーとメールしてんだよ」
オッサンオタ２「うおいマジカｗｗｗ」
オッサンオタ３「え？なんて？」
オッサンオタ２「メンと繋がってるらしいよ」
オッサンオタ３「うっわまじかよ」

目の前の派閥が俺に完全なる敵対意識を持ち始めた

俺「ああー全然違うんで。すいません失礼しますね」
オッサンオタ「おーいちょっと待て」
俺「はい…」

ブーブー

手元のiphoneが鼓動を茄子
ああ、娘ちゃんからのメールだろうなって思った。

次の瞬間
オッサンオタ「あら？携帯光ってるよー」

といいつつ手に持っていたiphoneを奪われる

俺「えっちょっ！」

オッサンオタ２が俺を押さえつける。
俺「ちょまじでやめてください」
オッサンオタ「あー誰だこれ」

さっきの何処にいる？の問いかけで会場周辺の◎◎あたりだよって送ってその返信が来てて
「じゃあ◎◎まで来れない？」とメールが来てた

しかし宛名は登録してないからメアド表示なはず。
ならばこの言い訳をと、

俺「今から友達と遊ぶんですよただの勘違いもよしてください」

なんか俺まで鼓動がはやくなってきた

オッサンオタ「はい。この目で確保」

さっきの「これからミーティング以下略」のメールを俺の目の前に突きつけてきた。
勿論宛名はメンバーの名前。

終わった。ああ。俺ここで殺されて死ぬんだって思った

４０を過ぎた冴えない男が２０歳過ぎの美少女と結ばれるなどあり得ない話
自分は１ファンで構わない
そうやって諦めかけていたところに自分の好きなアイドルと繋がりを持つ男が現れた
この男はもしかしたらあのアイドルとキスやそれ以上のことをしているのかもしれない
そう思うと男の胸には嫉妬の感情と共に有る一つのひらめきが生まれた
「この男とキスをすればアイドルと間接キスをしたことになる！」
そう思うと男は我を抑えられなくなった
>>1の顔に中年男の、分厚く臭い口が迫るのだった

オッサンオタ２は以外とモロく少し抵抗したら離してきた
俺は携帯を取り戻して
「とりあえず全然そんなんじゃない！勘弁してください」

とにかく周りの人にも気まずいから俺は人が少ない裏手の方にダッシュで逃走。
しかしまあオッサン４人も追ってくるよね。
俺も食事会みたいなのもあるし遠くまではいけないと思ってやはり話し合いで解決しようと思った

ピンチケ言うけど俺大学生…

俺「けどほんと勘弁してください」

途中から何で謝ってるのかわからなくなった

オッサンオタ「お前みたいなの一番むかつくんだよ！！！ああああああああ！！！！」
オッサンオタ２「ちょっと落ちつ・・・」

俺を殴る

人生で始めて腹殴られた
マジでオウフッって声がでてびっくりｓた

俺「ほんとごめんなさい」
オッサンオタ「正直に言えよお前どういう関係だよ」
って言いながら俺のほっぺたをつねる

俺「ほんと疎遠な友達です」
オッサンオタ「はぁ？じゃあなんで関係者扱いで入ってんだよ」
俺「いやそれは色々と偶然で…」

オッサンオタ２「そろそろやばいんじゃない？」

３，４はずっと二人で険しい顔で話してる

俺「だから本当に、勘弁して欲しいです」

俺「これから縁きるんで、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

兎に角恐怖で、謝りまくった。

オッサンオタ２「ねえ、君さ、もしかしてメンと付き合ってるの？」
俺「いや全然そんなことないです！！！！」

オッサンオタ「嘘くせえなー、あーあーあーあーあーあーあ！！！」

さっきからオッサンオタのボルテージがぐんぐん上がってる

俺「ごめんなさい…」

オッサンオタ「おい！」

ケツ蹴られる。

オッサンオタ「交渉」

俺「え？」

オッサンオタ「交渉しろよ」

オッサンオタ「俺も繋がらせろよ」

俺「……」

俺「無理です」

オッサンオタ２「そろそろそれくらいにしたほうがいいって」

オッサンオタ「無理？調子のんなよ」
オッサンオタ「お前さ、調子乗ってるよな？」

俺「いや、ごめんなさい…」

携帯抱えてうずくまってる俺。

するとさっき俺を案内してくれたスタッフが駆けつけてきた。
そっからは割愛。
詳しく書いても仕方のない内容だわ。
オッサンたちはたぶん出禁となり、俺はそんな軽い怪我ですんでその後食事会にいった。
なんで案内してくれたスタッフが偶然駆けつけてくれたのかも不明。たぶん見かけた誰かが通報したのかな？

おっさんのヲタなんて喧嘩しても勝てるだろ

あれ以降絶対に俺はBSPでライブに行かないことを決意した

最後は割愛しまくったから質問あったら答える方式にするわ

おっさん理不尽すぎんだろ