「ボトムズ」監督が語るアニメと戦争　異色の主人公生んだ二つの時代

1：名無しさん：2025/11/26(水) 08:06:45.47 ID:qS/QrXIf9.net

「ボトムズ」監督が語るアニメと戦争　異色の主人公生んだ二つの時代

聞き手・武田啓亮

　リアルロボットアニメの頂点――。放送から40年以上経つ今も、そう評される作品があります。「装甲騎兵ボトムズ」（1983年、日本サンライズ〈現バンダイナムコフィルムワークス〉）。パイロットごと使い捨て同然に運用される人型兵器を描き、「鉄の棺桶（かんおけ）」と称したリアリズムの背景にあったものは。太平洋戦争とベトナム戦争という二つの戦争が、自身の人生と作品に与えた影響とは。高橋良輔監督（82）に語ってもらいました。

■高橋良輔監督インタビュー

　　　装甲騎兵ボトムズ

　　　二つの星間国家が繰り広げた「100年戦争」終結後の世界。主人公キリコは戦時中、悪名高い特殊部隊に所属していた元兵士。戦争末期に軍の最高機密を目撃し、追われる身となったキリコ。軍の追跡から逃げる旅路の中で仲間と出会い、戦争で失った人間性を少しずつ取り戻していく。1983年放送（全52話）。

　――ボトムズに登場する「AT（アーマードトルーパー）」は装甲が薄く、わずかな被弾で炎上してしまう。旧日本軍の戦闘機などを想起させます。意図した部分があるのでしょうか。

　日本は戦車の装甲もペラペラでしたからね。結果的に似てしまったんです。

　ボトムズの由来にもなっている、AT乗りを指す「最低野郎」（Bottomsのスラング）という言葉が先にあるんですよ。戦場になくてはならないんだけれども、一番危険なところにおいやられる存在。だから、「鉄の棺桶」といった表現で、これが人命を軽視した過酷な兵器なんだということを強調したかった。そうしていったら、結果的に似てしまった。

■「俺は神にだって従わない」

　――主人公の元特殊部隊兵士、キリコが上官に「俺は神にだって従わない」と言ってのける場面が印象的です。軍で命令は絶対、なのに。

　キリコというキャラクターを際立たせるために、少し極端なせりふを作るわけですけれど、根幹は僕の生い立ちにあります。陸軍の父がニューギニアで戦死して、我が家は母1人子1人、戦争寡婦だったことが底の底にある。

　母はいちいち言わなかったけど、我が家の暮らしの根底にあるものは染み込んでくる。母は機織りの女工として働いていました。一般的には父親が働いて、母親が家事という時代。なんでなんだろう、と。

　物心ついて、何かの拍子にふと思うのです。ああ、父ちゃんは天皇陛下の命令で戦地に行って、死んだんだ。一方で、母が言うように父の軍人恩給があるから暮らせているという一面もあるんだ、と。天皇を非難する気持ちがあるわけではないんです。それでも、誰かの命令で戦地に行ってその結果はもう取り返しがつかない。誰の命令でどう死んだか、正確なことはわからなかったのですが、当時の私はそう思っていました。そういう経験が、キリコらの言葉の端に出てくるのです。

　――キリコが戦争の記憶で苦しむ場面があります。トラウマやPTSDという認識が一般的に広がるよりも早い時期に、それを描いていたように思います。

　僕が早く目を向けたというより、そういう時代だった。

　ベトナム戦争です。

　1960年代から本格化し、終わったのが75年。有名な「地獄の黙示録」（フランシス・F・コッポラ監督）が79年ですからね。

　そうした映画に先立って、報道の時代があった。なかでも影響を受けたのは、作家・開高健さんの「ベトナム戦記」ですね。写真家ではピュリツァー賞を取った沢田教一さん。ベトナム戦争ではジャーナリストがかなり自由に取材できて、成果がさまざまな形で社会に拡散された。そういう時代の影響だったのだろうと思います。

　――生々しい戦場が報道されても、兵士個人の精神的な被害や、後の生活への影響が分かるのは、もう少し後ですよね。

　そうですね。ただ、開高さんの著書では、従軍中に知り合った米軍の将兵の話を通じて、戦争で負った心の傷というものは各所ににじんではいましたね。「ベトナム戦記」のクライマックスは、200人ほどの部隊とともに行動して生き残りが17人しかいないという、戦場の怖さ。そういうものが、僕の体の中に入ってきている。

（※以上、無料部分から引用。）

https://www.asahi.com/articles/ASTBZ0Q6DTBZPITB00NM.html
アニメ監督の高橋良輔さん=2025年5月2日、東京都杉並区
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20251030001379.html

地獄を見れば心が渇く

むせる

スコープドックこそ日本アニメが産んだ最高のロボット

例のコピペはよ

■一般人の認識

ガンダム:安室とシャーがたたかう話
エヴァ:パチンコ、あやなみが可愛い
マクロス:歌う
ギアス:何それ
ボトムズ:アストラギウス銀河を二分するギルガメスとバララントの陣営は互いに軍を形成し、
もはや開戦の理由など誰もわからなくなった銀河規模の戦争を100年間継続していた。
その“百年戦争”の末期、ギルガメス軍の一兵士だった主人公「キリコ・キュービィー」は、味方の基地を強襲するという不可解な作戦に参加させられる。
作戦中、キリコは「素体」と呼ばれるギルガメス軍最高機密を目にしたため軍から追われる身となり、町から町へ、星から星へと幾多の「戦場」を放浪する。
その逃走と戦いの中で、陰謀の闇を突きとめ、やがては自身の出生に関わる更なる謎の核心に迫っていく。

>>21
これを見にきた

>>21
待ってた

>>21
これ好き

>>21
これ大好き

>>21
わかる

>>21
安心した

>>21
田中崇の声で再生されたw

結局キリコという名前とニコニコで弄られて玩具にされてたイメージしか知らないボトムス

EDの曲が短いけどいい曲で覚えてる

今ちょうど ボトムズ 見てるわ 21話まで見た

クメン編とかもろベトコンだよな

>>23
カンボジアな
クメールルージュそのまんま

>>94
ポル・ポタリアってキャラの名前はあんまりだと思うｗ

ガキ向けアニメでこんなハードボイルドなものが企画として通る時代

一話からハードで冒頭難とか揶揄されてた

年取ってもこうして歌ってくれるのいいよね

>>32
おかげで久々にむせたわ

キリコの郷田ほづみも歌ってる(´・ω・`)

ウドのコーヒーが飲みたい

>>34
稲城市ペアテラス「そんなあなたにムセルコーヒー」

ロボットが一番カッコ悪い

>>36
カッコ悪いのは羽が生えたガンダムだろ

>>36
ロボットアニメで初めてロボットカッコイイと思ったのがボトムズだわ
特にダイビングビートルとトータス/タートル系
プラモはミリタリー系メインでガンプラは全くだったけどボトムズはけっこう作った思い出

こんなの載るってことは新作が近いの？

ロボットアニメにおけるパイルバンカーは世紀の大発明

スロットがヒットしていれば続編もあったのになあ
またパチンコかスロット出してくれ

ブルーティッシュドッグ、ストライクドッグのプラモまだ持ってるわ

闘いは～飽きたのさ～♪

の歌詞はあの頃の漫画やアニメの、何でもかんでもバトルに結びつける作風への嫌味って言ってたなw

最近のガンダムがつまらないのはこういう視点がないからだなんて思ったり

小隊仲間との行動中の緊張感が堪らん、くせ者だらけでw

カン・ユー、キデーラ、ル・シャッコ、ポタリア

登時、中学生の俺等はハマった

こんな渋くて複雑な内容の作品
たのしい幼稚園とかテレビくん
とかいう子供向け雑誌で特集されてたの
絶対おかしいだろw
もうちょっとマシなマーケティングしろw

80年代のSFロボットアニメの複雑さは
小学生以下のお子様にはわからんよ。

幼稚園児には絶対に内容がわからないw

幼稚園児もむせるw

>>70
みんなでうたおうは草

>>71
歌詞が全部英語のバイファムよりは優しい

ワイズマンってAIだよな
ターミネーターより先だったな

>>72
HAL2000のパクリでしょ

>>96
高橋良輔はパクリの名手（ほめ言葉）

やっぱり戦争の影響を直接経験してる人はこういった戦争アニメの深さが今の人が想像で作ったものより全然深いんだよな
それでもスーパーマン的なキリコ視点で描かれるからアムロもそうだけど
リアル系と言ってもやっぱり主人公は強いなって思ってみてたわ
さすがに主人公が途中で死んじゃったりしないし

子供がロボットで戦った所で世界に何の影響も与えないという
ガンダムで提示したアンチスーパーロボットアニメをダグラムで1年半も掛けてやりきって

次はもっとリアリティ突き詰めてロボットを完全にその辺にある道具にしてまで
実は無敵のスーパーヒーローのお話でしたというヲチ
全部メインライターは星山

これとダンバインはもっと大きなIP展開できたような気もする

>>75
ダンバインは今流行の異世界転生をあの時代にやってたのは先見性があったよね
しかし先見性があり過ぎてウケなかったのか、途中から路線変更して地上に出てしまった

>>79
転生というよりトリップだけどな
剣と魔法の‘あの世界’にロボットという異様な組み合わせがよかったのに
地上が舞台になって台無しじゃんと思った

>>79
タカトクがね～
経営危機で
何とかしなきゃとなったから

>>308
メインスポンサーはクローバー

クローバーが倒産したのでバンダイがガンガン口出し
するようになり地上編が前倒しになった

>>348
富野が地上編を前倒しにすると決めたのは完成した第１話を観た後とwikiにあるんだが

>>348 >>355
バンダイが製作現場に口喧しく注目を入れだしたのは次のエルガイムとZガンダム以降
ダンバイン当時はまだそこまででもなかった
というかザブングルの頃からバンダイと創通は新作ガンダムを目論んでたけど
禿はその動きを阻止する為にザブングルの監督を引き受けダンバインの制作に漕ぎ着けていた経緯がある

>>79
地上に出て現代日本と関わらせるのは
富野の最初からの狙い
バイストンウェルストーリーズは大体それがある

>>79
主人公は召還されて無双しなきゃいけないのにそれをやらないから一般受けするはずもない
のび太の宇宙開拓史はちゃんとのび太が無双した

この人のほうが富野より才能あると思う
レイズナーが汚点だけど

>>76
レイズナーいいやん
1番好きなロボアニメや

深夜に再放送して欲しいよな
BS12あたりで。

この作品は結局、量産機の魅力よ。

｢ボトムズ｣や｢ダグラム｣が作れるなんて
昔の日本は金銭的体力があったんだなあ

おっさん向けに復刻版出して欲しい

>>90
復刻というかアクティックギアっていう同サイズの半組み立てプラモがあったけど
あっという間にシリーズ終了した

>>119
復活したぞ

塩山紀男さんが亡くなった時点でもうボトムズは作れないのよ
あの泥臭いキャラがあってこそ

ガンダムに比べ敷居高そう

プラモもうちょっと安くならんか？

ボトムズのハードな感じが好きだな